2011年3月21日

お客さま各 位

全国銀行協会
会長 奥 正之

東日本大震災

月末にかけての振込等の早期持込み等のお願いについて

 この度、発生した「東北地方太平洋沖地震」においては、東北地方を中心として広い範囲で大きな被害が生じており、お亡くなりになられた方々に対して衷心よりお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々には、心からお見舞いを申し上げます。

 全銀システム等の決済インフラについては、震災以後も正常に稼動しており、計画停電においても正常稼動に向けて万全を期しておりますが、今回、みずほ銀行で、長期に亘るシステム障害が発生致しました。個別行の問題とは申せ、お客さまに大変なご不便・ご迷惑をお掛けする事態に至ったことは大変遺憾であり、深くお詫び申し上げます。

 現在、同行では一刻も早いシステム処理の正常化を図るべく全力を傾けておりますが、その間、他の金融機関におきましても、お客さまからのご相談・ご要望等をしっかりとお聞きし、できる限りの対応を行うよう努めて参ります。

 また、例年、月末・年度末にかけましては、会員銀行の店頭が混雑することが予想されます。こうした中、振込等の資金決済等に関し、通常以上に時間を要する等、お客さまのご希望に添えないケースもございますが、極力、お客さまのご要望を踏まえて対応するよう努めて参ります。

 お客さまにおかれましては、今後、月末にかけての振込等の取引につきましては、早目にお取引金融機関とご相談の上、極力前倒しでお手続き頂くと共に、お取引金融機関が複数ある場合には、極力、振り込みの持ち込みが集中しないようご配慮くださいますよう、お願い申し上げます。

 お客さまには大変お手数・ご負担をおかけすることとなりますが、当協会及び会員銀行としても、お客さまのご希望にそえるよう最大限の努力を行って参りますので、何卒、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。