2011年5月30日

各 位

一般社団法人全国銀行協会
会長 奥 正之

東日本大震災

被災者預金口座照会センターの照会可能金融機関の拡大について

 一般社団法人全国銀行協会では、このたびの東日本大震災によりお亡くなりになられたお客さまや行方不明になられたお客さまの預金口座について、ご遺族やご親族が当該預金者の口座の有無を一括して照会できる「被災者預金口座照会センター」を4月28日(木)から設置しております。

 これまで、本センターにおいてご照会いただける金融機関の範囲は原則、国内に本支店を有する銀行および農林中央金庫としておりましたが、今般、5月31日(火)から、信用金庫信用組合農業協同組合(含む連合会)漁業協同組合(含む連合会)および商工組合中央金庫の預金・貯金口座についても本センターにおいてご照会いただくことが可能となりますのでお知らせいたします。

 なお、本センター利用に当たっての全体像は別紙のとおりであり、ご相談窓口、受付時間、ご照会に当たっての留意事項につきましては、変更ございませんので念のため申し添えます。

別紙

1.相談窓口

被災者預金口座照会センター
[電話番号]0120-******(フリーダイヤル)
 ※制度の受付終了(平成24年2月29日(水))に伴い、電話番号の記載を削除しました。
[受付時間] 月曜日~金曜日(祝日を除く) 午前9時~午後5時

2.ご照会いただくに当たっての留意事項

  1. 本センターをご利用いただける方は、東日本大震災によってお亡くなりになった方のご遺族、もしくは行方不明の状態にある方のご親族の方(配偶者・親・子・兄弟姉妹・孫)に限らせていただきます。
  2. ご照会にあたってご提供いただいた照会者および預金者の個人情報につきましては、お取引の有無を確認するため、本制度に参加する照会対象となった金融機関・団体等に提供されます。
  3. 本センターを通じて確認いただけるのは、預金取引(金銭信託取引を含む)に限らせていただきます。
  4. お取引が確認できた場合には、ご照会いただいてから10営業日を目途に、取引のある金融機関からご連絡いたしますが、お取引が確認できない場合には、ご連絡できませんのであらかじめご了承ください。
  5. 電話回線の状況やご照会の集中などの影響で、該当口座がある場合のご連絡が、想定日数よりもかかる場合があります。また、ご不在等により連絡がつかない場合には、ご照会いただいた日から20営業日まではご連絡いたしますが、それ以降のご連絡は致しかねますのであらかじめご了承ください。
  6. 取引のある金融機関から連絡する際は、該当口座があることの連絡にとどまり、残高等お取引内容は金融機関における所定の手続きを経たのちにお伝えさせていただくこととなります。そのため、お手続きをとっていただいたにもかかわらず、預金残高がご期待に沿わない金額である可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
  7. 該当する預金者の口座がある場合でも、ただちに当該金融機関において預金の払戻しを受けられるということではなく、各金融機関所定の手続が必要となります。
  8. センターへのご照会後、該当する可能性のある金融機関から、直接、追加的な情報をお尋ねする場合があります。
  9. ご提供いただく情報の内容等によっては、照会をお受けできない場合があります。

3.本制度に参加する金融機関

 原則、国内に本支店を有する銀行、農林中央金庫、信用金庫信用組合農業協同組合(含む連合会)漁業協同組合(含む連合会)および商工組合中央金庫

(※)
下線部分が5月31日(火)から照会可能な金融機関
以上