2017年4月13日

各 位

一般社団法人全国銀行協会

「ブロックチェーン連携プラットフォーム」(仮称)の基本構想について

 一般社団法人全国銀行協会(会長:小山田 隆 三菱東京UFJ銀行頭取)は、本日開催の理事会において、FinTechベンチャーやIT事業者、他の銀行等と銀行が連携・協働し、ブロックチェーン技術/分散型台帳技術(Distributed Ledger Technology、以下「DLT」という。)を活用した新たな金融サービス等を開発するための試行・実証実験の容易化や、銀行業界全体でのブロックチェーン技術/DLTに関する知見の共有・蓄積等を目的として、別紙のとおり、連携・協働型の実証実験環境として「ブロックチェーン連携プラットフォーム」(仮称)の整備に向けた検討を進めること、およびその基本構想を決定いたしましたので、お知らせいたします。

 当協会は、こうした環境整備を通じて、新たな決済・送金サービスや本人確認・取引時確認(KYC)、金融インフラ(全銀システム、でんさいネットシステム等)等のブロックチェーン技術/DLTの活用が期待される分野における会員各行等の実用化に向けた検討を支援して参ります。

 なお、本日の決定は、平成29年3月16日公表の「ブロックチェーン技術の活用可能性と課題に関する検討会報告書-ブロックチェーン技術が銀行業務に変革をもたらす可能性を見据えて」の提言を踏まえて行ったものです。

【本件照会先】
一般社団法人全国銀行協会 事務・決済システム部
Tel.03-6262-6679

別添資料:「ブロックチェーン連携プラットフォーム」(仮称)の基本構想について