2021年3月18日

各 位

一般社団法人全国銀行協会

「税・公金収納の効率化等に関する調査レポート(2020年度)」について

 今般、一般社団法人全国銀行協会において、別紙1のとおり、「税・公金収納の効率化等に関する調査レポート(2020年度)」を取りまとめました(概要版は別紙2をご参照ください。)。
 本調査レポートは、「税・公金収納・支払の効率化等に関する勉強会※」の事務局を務める全国銀行協会が、2020年度に関係者と協議・検討した事項について整理するとともに、関係者における税・公金収納の効率化に向けた取組みについて取りまとめたものです。
 本年度は、主に税・公金収納業務の電子化に取り組み、特に「QRコードの活用に向けた検討」を進捗させております。また、地方税共通納税システムにおける税目拡大の提言・要望では、2023年度課税分からの税目拡大措置が実現する見通しとなりました。そのほか、当協会においては新たに税・公金収納業務のコスト・手数料調査を実施いたしました。勉強会関係者においても効率化・電子化に向けた取組みが進捗しております。
 来年度も引き続き、税・公金収納の効率化等に向けて、関係者と検討を進めてまいります。

※未来投資戦略2017に掲げられた「政府横断での行政手続コスト削減の徹底」等を踏まえ、税・公金収納・支払の効率化を進めるために、既存の枠組みのなかで短期的に足元から取り組みできることがないか、さらには、新たな技術や諸外国の事例等を参考に、中長期的(~10年程度)にはどのような対応が望ましいか、意見交換等を行うべく2018年3月に設置されたもの。

【本件照会先】
一般社団法人全国銀行協会 事務・決済システム部
Tel.03-6267-7523

別添資料:「税・公金収納の効率化等に関する調査レポート(2020年度)」について