2025年10月21日

各 位

一般社団法人全国銀行協会

経団連「循環型社会形成自主行動計画」における新たな基準年度の全銀協目標の策定について

 一般社団法人全国銀行協会(会長:半沢淳一 三菱UFJ銀行頭取)は、環境問題への取組みの一環として、日本経済団体連合会の「循環型社会形成自主行動計画」に参加し、銀行界としての自主目標(以下「全銀協目標」という。)を設定しております。
 今般、下記のとおり、現行目標に加えて、新たな基準年度の全銀協目標を策定しましたので、お知らせ申しあげます。
 銀行界は、今後もわが国における循環型社会の形成に向けて自主的な取組みを進めて参ります。
 


 

(廃棄物対策の数値目標)


(2030年度目標)
  • 2030年度における紙のリサイクル率を90%以上【目標維持】
  • 2030年度における再生紙および環境配慮型用紙購入率を75%以上【目標維持】
  • 2030年度におけるサーキュラーエコノミーへの貢献を意識したファイナンスの取組みを行っている会員行の割合を50%以上【新設】

(2025年度目標)
  • 2025年度における紙のリサイクル率を90%以上
  • 2025年度における再生紙および環境配慮型用紙購入率を75%以上
  • 2025年度における通帳不発行型預金商品を取り扱う会員銀行数の割合を80%以上
     

(プラスチック関連目標)


(2040年度目標)
  • 清掃活動等による海洋プラスチックごみを減らす取組みを会員行100%で実施する(目標年度は2040年度)【目標維持】
  • 資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実施する【目標維持】
  • プラスチックの資源循環に関する取引先企業の取組みに対し、金融・非金融両面での積極的な支援を行う【目標維持・明確化】

(2030年度目標)
  • 使用後のペットボトルの分別を会員行100%で実施する(目標年度は2030年度)
  • 清掃活動等による海洋プラスチックごみを減らす取組みを会員行100%で実施する(目標年度は2030年度)
  • 銀行界は資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実施する
  • 銀行界は政府方針に沿ったプラスチック関連の対策を行う企業への積極的な支援を行う