I 預金(実質預金)の動向
全国銀行の実質預金は、前月末比1兆1,470億円、0.2%減、前年同月末比では、10兆996億円、2.2%増であった。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比3兆76億円、1.4%増、前年同月末比では、12兆1,776億円、6.1%増となった。 - 地方銀行・地方銀行II
地方銀行は、前月末比2兆9,852億円、1.7%減、前年同月末比では、6,268億円、0.4%増となった。
地方銀行IIは、前月末比1兆4,597億円、2.6%減、前年同月末比では、4,116億円、0.7%減となった。 - 信託銀行・長期信用銀行
信託銀行の実質預金は、前月末比1,765億円、0.6%増、前年同月末比では、6,273億円、2.1%減となった。
長期信用銀行の実質預金は、前月末比1,138億円、2.0%増、前年同月末比では、4,903億円、7.9%減となり、債券純発行高は、前月末比6,176億円、2.8%減、前年同月末比では、3兆8,529億円、15.2%減であった。
II 貸出金の動向
全国銀行の貸出金は、前月末比5兆1,872億円、1.2%減、前年同月末比では、15兆4,694億円、3.4%減であった。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比1兆9,825億円、1.0%減、前年同月末比では、8兆1,544億円、3.8%減となった。 - 地方銀行・地方銀行II
地方銀行は、前月末比1兆6,268億円、1.2%減、前年同月末比では、268億円、0.01%増となった。
地方銀行IIは、前月末比6,956億円、1.5%減、前年同月末比では、1兆8,299億円、4.0%減となった。 - 信託銀行・長期信用銀行
信託銀行は、前月末比931億円、0.3%減、前年同月末比では、419億円、0.1%減であった。
長期信用銀行は、前月末比7,892億円、2.9%減、前年同月末比では、3兆8,245億円、12.6%減であった。
- 〔参考〕
- 全国銀行の1月末総貸出残高(ユーロ円インパ等を含む)は、444兆9,513億円であるが、債権流動化額等の特殊要因6兆5,200億円を加えた調整後残高は、451兆4,713億円、前年同月末比11兆3,794億円、2.5%減となった。
なお、各業態の調整後残高等については計数表を参照。
- 〔注〕
- 全国銀行とは、都市銀行(7行)、地方銀行(64行)、地方銀行II(第二地方銀行協会加盟の地方銀行)(56行)、信託銀行(7行:三菱信託・安田信託・UFJ信託・中央三井信託・住友信託・野村信託・みずほ信託)、長期信用銀行(3行)の5業態をいう。