全国銀行 預金・貸出金速報(メモ)

I 預金(実質預金)の動向

全国銀行の実質預金は、前月末比4兆2,464億円、0.9%減、前年同月末比では、21兆4,699億円、4.6%増となり、債券純発行高は、前月末比5,060億円、2.5%減、前年同月末比では、6兆7,233億円、25.1%減であった。

  1. 都市銀行
    都市銀行は、前月末比1兆36億円、0.4%減、前年同月末比では、18兆256億円、8.8%増となった。
  2. 地方銀行・地方銀行II
    地方銀行は、前月末比3兆4,826億円、1.9%減、前年同月末比では、1兆4,259億円、0.8%増となった。
    地方銀行IIは、前月末比6,669億円、1.2%減、前年同月末比では、1兆2,734億円、2.2%減となった。
  3. 信託銀行・長期信用銀行
    信託銀行は、前月末比4,894億円、1.6%増、前年同月末比では、1兆7,986億円、6.3%増となった。
    長期信用銀行は、前月末比4,174億円、11.3%増、前年同月末比では、1兆4,933億円、57.1%増となった。

II 貸出金の動向

全国銀行の貸出金は、前月末比1兆7,620億円、0.4%減、前年同月末比では、15兆4,888億円、3.5%減であった。

  1. 都市銀行
    都市銀行は、前月末比9,775億円、0.5%減、前年同月末比では、10兆4,046億円、4.6%減となった。
  2. 地方銀行・地方銀行II
    地方銀行は、前月末比4,872億円、0.4%減、前年同月末比では、9,009億円、0.7%減となった。
    地方銀行IIは、前月末比428億円、0.1%減、前年同月末比では、9,512億円、2.1%減となった。
  3. 信託銀行・長期信用銀行
    信託銀行は、前月末比914億円、0.3%減、前年同月末比では、1兆2,726億円、4.1%減であった。  
    長期信用銀行は、前月末比1,631億円、2.1%減、前年同月末比では、1兆9,596億円、20.9%減であった。
〔参考〕
全国銀行の7月末総貸出残高(ユーロ円インパ等を含む)は、431兆3,222億円であるが、債権流動化額等の特殊要因7兆2,300億円を加えた調整後残高は、438兆5,522億円、前年同月末比10兆488億円、2.2%減となった。
なお、各業態の調整後残高等については計数表を参照。
〔注〕
全国銀行とは、都市銀行(7行:みずほ・東京三菱・あさひ・UFJ・三井住友・大和・みずほコーポレート)、地方銀行(64行)、地方銀行II(第二地方銀行協会加盟の地方銀行(56行)、信託銀行(8行:三菱信託・みずほアセット信託・UFJ信託・中央三井信託・住友信託・野村信託・みずほ信託・大和銀信託)、長期信用銀行(2行)の5業態をいう。

照会先

本件に関する照会先:木佐森、木村  Tel 03-5252-3778

次回の発表日:平成14年9月6日(金)予定