計数表 [22 KB]
平成16年4月末
(平成16年5月12日発表)
全国銀行 預金・貸出金速報
I 預金(実質預金)の動向
全国銀行の実質預金は、前月末比1兆1,858億円、0.2%減、前年同月末比では、6兆69億円、1.2%増となった。また、債券純発行高は、前月末比2,829億円、2.3%減、前年同月末比では、3兆5,749億円、23.0%減であった。
各業態における4月中の主な動向は次のとおりである。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比1兆4,665億円、0.6%減、前年同月末比では、5兆6,327億円、2.4%増となった。 - 地方銀行
地方銀行は、前月末比3,908億円、0.2%増、前年同月末比では、1,056億円、0.1%減となった。 - 地方銀行II
地方銀行IIは、前月末比1,594億円、0.3%増、前年同月末比では、2,656億円、0.5%増となった。 - 信託銀行
信託銀行は、前月末比2,312億円、0.7%減、前年同月末比では、1,100億円、0.3%増となった。
II 貸出金の動向
全国銀行の貸出金は、前月末比7兆8,122億円、1.9%減、前年同月末比では、11兆9,930億円、2.9%減であった。
各業態における4月中の主な動向は次のとおりである。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比4兆8,005億円、2.4%減、前年同月末比では、12兆264億円、5.9%減となった。 - 地方銀行
地方銀行は、前月末比1兆7,205億円、1.3%減、前年同月末比では、589億円、0.04%減となった。 - 地方銀行II
地方銀行IIは、前月末比6,815億円、1.6%減、前年同月末比では、1,167億円、0.3%増となった。 - 信託銀行
信託銀行は、前月末比5,142億円、1.7%減、前年同月末比では、5,737億円、1.9%増となった。
- 〔参考〕
- 全国銀行の4月末総貸出残高(ユーロ円インパ等を含む)は、403兆1,887億円であるが、債権流動化額等の特殊要因4兆5,900億円を加えた調整後残高は、407兆7,787億円、前年同月末比7兆9,330億円、1.9%減となった。
なお、各業態の調整後残高等については計数表を参照。
- 〔注〕
- 全国銀行とは、都市銀行(7行:みずほ・東京三菱・UFJ・三井住友・りそな・みずほコーポレート・埼玉りそな)、地方銀行(64行)、地方銀行II(第二地方銀行協会加盟の地方銀行50行)、信託銀行(8行:三菱信託・みずほ信託・UFJ信託・中央三井信託・住友信託・野村信託・三井アセット信託・りそな信託)、新生銀行、あおぞら銀行の131行である。
なお、4月1日付で新生銀行が普通銀行に転換し、長期信用銀行業態が1行のみとなることから、今回の発表資料より同業態の計数は掲載していない。
グラフ [25 KB]
照会先
本件に関する照会先:金融調査部 加藤 Tel 03-5252-3778
次回(平成16年5月末)の発表日:平成16年6月7日(月)予定