I 預金(実質預金)の動向
全国銀行の実質預金は、前月末比1兆2,444億円、0.2%減、前年同月末比では、6兆2,220億円、1.2%増となった。また、債券純発行高は、前月末比1,882億円、1.7%減、前年同月末比では、3兆2,338億円、22.4%減であった。
各業態における7月中の主な動向は次のとおりである。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比3,906億円、0.2%増、前年同月末比では、5兆1,906億円、2.3%増となった。 - 地方銀行
地方銀行は、前月末比1兆7,902億円、1.0%減、前年同月末比では、8,730億円、0.5%増となった。 - 地方銀行II
地方銀行IIは、前月末比1,565億円、0.3%減、前年同月末比では、5,200億円、0.9%増となった。 - 信託銀行
信託銀行は、前月末比2,153億円、0.7%増、前年同月末比では、5,378億円、1.6%減となった。
II 貸出金の動向
全国銀行の貸出金は、前月末比1兆2,947億円、0.3%増、前年同月末比では、7兆758億円、1.7%減であった。
各業態における7月中の主な動向は次のとおりである。
- 都市銀行
都市銀行は、前月末比5,143億円、0.3%増、前年同月末比では、5兆9,417億円、3.0%減となった。 - 地方銀行
地方銀行は、前月末比7,647億円、0.6%増、前年同月末比では、3,117億円、0.2%減となった。 - 地方銀行II
地方銀行IIは、前月末比2,261億円、0.5%増、前年同月末比では、853億円、0.2%増となった。 - 信託銀行
信託銀行は、前月末比2,362億円、0.8%減、前年同月末比では、673億円、0.2%増となった。
- 〔参考〕
- 全国銀行の7月末総貸出残高(ユーロ円インパ等を含む)は、401兆6,323億円であるが、債権流動化額等の特殊要因4兆9,100億円を加えた調整後残高は、406兆5,423億円、前年同月末比2兆6,158億円、0.6%減となった。
なお、各業態の調整後残高等については計数表を参照。
- 〔注〕
- 全国銀行とは、都市銀行(7行:みずほ・東京三菱・UFJ・三井住友・りそな・みずほコーポレート・埼玉りそな)、地方銀行(64行)、地方銀行II(第二地方銀行協会加盟の地方銀行49行)、信託銀行(8行:三菱信託・みずほ信託・UFJ信託・中央三井信託・住友信託・野村信託・三井アセット信託・りそな信託)、新生銀行、あおぞら銀行の130行である。