全銀協は振り込め詐欺、盗難通帳などによる預金の不正な払戻し、マネー・ローンダリングなどの金融犯罪に関して、金融庁や警察庁等と連携しつつ、各種対策を検討・実行しています。
金融犯罪への対応
金融犯罪への対応
金融犯罪防止啓発活動
金融関連犯罪全般について、一般消費者の認知を高め、被害を未然に防止するとともに、安心して金融サービスを利用していただくため、リーフレット・ポスター等の作成、新聞等への広告掲載や各地でのイベント等を通じて、振り込め詐欺やインターネット・バンキングによる預金の不正な払戻し等の手口と防止策等の周知をしています。
預金等の不正な払戻しへの対応
全銀協は、偽造・盗難キャッシュカード、盗難通帳やインターネット・バンキングによる預金の不正な払戻しが、預金の安全性を脅かしかねない重大な問題であると認識し、預金の信頼性確保および預金者保護の観点から、被害の未然防止に向けた周知活動や円滑な補償を行う等の対応に取り組んでいます。
具体的には、ウェブサイトで不正な払戻しの手口や対策等を周知したり、盗難通帳やインターネット・バンキングによる不正払戻しが発生した際における補償の申し合わせや、インターネット・バンキングのセキュリティ向上の促進を行うなどの取組みを行っています。
そのほか、偽造・盗難キャッシュカード等による不正払戻し件数・金額などに関する会員向けアンケートを定期的に実施し、実態の把握に努めています。
不正利用を目的とした口座開設への対応
全銀協は、預金口座が振り込め詐欺等の犯罪に悪用されないよう、関係機関と協力して、不正利用口座の開設抑止に取り組んでいます。
カード補償情報センター
全銀協は、偽造・盗難キャッシュカード、盗難通帳やインターネット・バンキング等による不正な預金の払戻し等によるお客さまの被害について円滑な補償を行うため、「カード補償情報センター」を設置しています。
センターは、お客さまの同意をもとに不正な預金の払戻し等の被害状況等に関する情報を登録し、会員金融機関からの照会に応じて提供しています。