全国銀行協会は、銀行界におけるソフト面でのバリアフリーを推進する観点から、耳の不自由な方や外国人など話し言葉や文字によるコミュニケーションに不安のある銀行利用者が、銀行の店頭において、希望される取引や手続を円滑に銀行職員に伝えていただくことができるよう、代表的な取引や手続を「コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則(*)(JIS T 0103)」および「案内用図記号(JIS Z 8210)」に沿ってデザイン化した「全国銀行協会コミュニケーション支援用絵記号デザイン」(以下、「全銀協絵記号デザイン」という。)ならびに全銀協絵記号デザインを利用した「コミュニケーションボード」を作成しました。

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 「全銀協絵記号デザイン」は、財団法人共用品推進機構の協力を得て、耳の不自由な方や外国人等、実際の利用者にもヒアリングを行い作成したもので、業界として共通の絵記号デザインを作成するのは、わが国初の試みです。

 当協会は、「どこの銀行へ行っても同じデザインによりコミュニケーションを行える安心感」を醸成するため、会員が銀行利用者とのコミュニケーションを図ることを目的として同種の記号を使用する際には、「全銀協絵記号デザイン」を使用することを推奨することとしています。また、会員以外の事業者等が使用する場合は、事前に使用届出書を当協会事務局宛ご提出ください。

(*)文字や話し言葉によるコミュニケーションに不安のある方が、自分の意思や要求を相手に的確に伝え、正しく理解してもらうことを支援するための絵記号に関する日本工業規格(JIS)(2005年4月20日 経済産業省)。