2009年10月20日

各 位

全国銀行協会

全銀協の金融円滑化に資する取組みについて

 全国銀行協会(会長 永易克典 三菱東京UFJ銀行頭取)では、現下の厳しい経済環境からの景気回復のためには、資金の安定供給に留まらず、全銀協レベルでのもう一段の対応が必要と考え、検討を進めて参りました。
 特に、中小企業のお客さまからのニーズの高い営業支援や、個人のお客さまの銀行利用環境の整備などについて検討を行なって参りましたが、この度、その骨格をとりまとめ、今後具体化を図ることといたしましたのでお知らせいたします(詳細は別紙)。

 

具体的な取組み内容

(1)お取引先企業の潜在需要の発掘のための取組み

 

 全銀協HPにおいて、全銀協が、全国の銀行と連携し、お取引先企業の営業支援のための情報を受発信するプラットフォームとして、以下の機能をもつ「企業情報掲載サイト(仮称)」を21年度中を目処に立ち上げます。

  • 企業情報掲載機能
    会員銀行のお取引先企業のビジネスニーズを、全銀ベースで集約・展開することにより、取引先企業間の潜在的な需要の発掘と取引の拡大に資する仕組みを構築します。

  • 経営支援情報掲載機能
    政府や関係機関、会員銀行が発信するお取引先企業の経営支援に資する情報を掲載します。

 

 

 

(2)個人のお客さまに優しい銀行利用環境の整備

 全銀協HPにおいて、住宅ローンシミュレーション機能の拡充や各行へのアクセシビリティの向上などの機能の充実を図ります。

 また、住宅ローン等利用者に対するきめ細やかな返済相談対応のため、従来から行っているカウンセリングサービスの一層の体制充実を図ります。

【本件照会先】
業務部 小倉、西村、小林 Tel.03-5252-3786

(別紙)全銀協の金融円滑化に資する取組みについて(詳細)

別添資料:全銀協の金融円滑化に資する取組みについて