2015年9月18日

各 位

一般社団法人全国銀行協会

金融調査研究会報告書について(金融調査研究会)

 金融調査研究会(座長:清水啓典一橋大学名誉教授)の第1研究グループ(主査:清水啓典一橋大学名誉教授)、第2研究グループ(主査:井堀利宏政策研究大学院大学教授)は、今般、報告書を取りまとめました(本文は別紙参照)。

 本研究会は、平成26年度において、「少子高齢化社会の進展と今後の経済成長を支える金融ビジネスのあり方」(第1研究グループ)および「中期的にみた わが国公的金融のあり方」(第2研究グループ)を研究テーマとして取りあげ、検討を行いました。その成果は、本年3月に提言として取りまとめ、事務局であ る全国銀行協会のウェブサイトにおいて公表しております。
 本報告書は、同提言に加え、研究会の各メンバーが執筆した研究論文を収録し、上記テーマについて各方面から論じたものとなっています。本報告書に所収さ れた論文は、研究グループのメンバー各人の責任で執筆されたものであり、執筆者の所属する機関の意見を反映したものでも、また、全国銀行協会の意見を表明 したものでもありません。
 本研究会は、本報告書が、本分野に関心を持つ企業関係者、研究者等、多くの方々にご活用いただけることを期待しています。

【本件に関するご照会先】
金融調査研究会事務局
一般社団法人全国銀行協会 金融調査部 磯邊、尾室、田出
〒100-8216 東京都千代田区丸の内1-3-1
Tel.03-5252-3741

 

別紙

 

「少子高齢化社会の進展と今後の経済成長を支える金融ビジネスのあり方」(第1研究グループ)

はしがき

 

少子高齢化社会の進展と今後の経済成長を支える金融ビジネスのあり方

 

第1章 環境変化の本質と金融ビジネス

(清水啓典 一橋大学名誉教授)

 

第2章 少子高齢化社会の進展下での金融セクターの役割

(花崎正晴 一橋大学大学院商学研究科教授)

 

第3章 地域銀行のパフォーマンスと地方経済

(藤井眞理子 東京大学先端科学技術研究センター教授)

 

第4章 生産年齢人口減少下の銀行の採算性-国際比較からの視点

(小倉義明 早稲田大学政治経済学術院准教授)

 

第5章 人口構造の変化が株価に与える影響

(熊本方雄 東京経済大学経済学部准教授)

 

 

「中期的にみたわが国公的金融のあり方」(第2研究グループ)

はしがき

 

第1章 中期的にみたわが国公的金融のあり方

 

第2章 ゆうちょ銀行:課題と展望

(中里透 上智大学経済学部准教授)

 

第3章 政策金融の理論分析

(土居丈朗 慶應義塾大学経済学部教授)

 

第4章 官民ファンドのガバナンス-政府による産業投資の可能性と限界-
(1)(2)

(田中秀明 明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授)

 

第5章 公的年金積立金運用のあり方について: 予備的考察

(國枝繁樹 一橋大学国際・公共政策大学院准教授)

 

(※ 肩書きは平成27年3月現在)

以上