2017年5月16日

一般社団法人全国銀行協会

広域IP網をベースとした「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」の制定について

 当協会は、企業・銀行相互間のオンラインデータ交換において使用する標準通信プロトコルとして全銀協標準通信プロトコル(以下「全銀プロトコル」という。)を制定しており、その中で、適用回線としてISDNおよび一般公衆電話網(PSTN)を定めております。
 一方、東日本電信電話株式会社および西日本電信電話株式会社においては、こうしたISDNや一般公衆電話網(PSTN)等の「固定電話」を、今後、広域IP網を利用した「メタルIP電話」に移行する方針を示しております(※)。
 こうした状況を踏まえ、今般、当協会は、広域IP網をベースとした新たな全銀プロトコルである「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」を制定いたしましたので、お知らせいたします。


※ 固定電話のIP網移行については、下記のとおり公表されております。
 東日本電信電話会社
 https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20170406_01.html
 西日本電信電話会社
 https://www.ntt-west.co.jp/news/1704/170406a.html

【本件照会先】
事務・決済システム部 九鬼、國保