2017年9月14日

各 位

一般社団法人全国銀行協会

ブロックチェーン連携プラットフォームのパートナーベンダー選定について

 一般社団法人全国銀行協会(会長:平野信行 三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)は、本日開催の理事会において、「ブロックチェーン連携プラットフォーム」(※)(以下「本プラットフォーム」という。)の実証実験環境を提供するベンダー(以下「パートナーベンダー」という。)として、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、株式会社日立製作所、株式会社bitFlyer、富士通株式会社の4社を選定することを決定いたしました。

 今後、実証実験環境に関する詳細仕様等を調整したうえで、パートナーベンダーと契約締結を行い、本年10月中を目途に本プラットフォームの稼動を開始する予定です。

 当協会は、本プラットフォームの整備を通じて、新たな決済・送金サービスや本人確認・取引時確認(KYC)、金融インフラ(全銀システム、でんさいネットシステム等)等のブロックチェーン技術/分散型台帳技術の活用が期待される分野における会員各行等の実用化に向けた検討を支援して参ります。

 


平成29年3月16日公表の「ブロックチェーン技術の活用可能性と課題に関する検討会報告書」において、銀行界を中心とした、連携・協働型の実証実験環境として、本プラットフォームの整備が提言されたことを受け、平成29年4月13日に、本プラットフォームの基本構想を全銀協ウェブサイトに公表し、本年秋頃を目途とした整備に向けて検討を進めることとしておりました。

【本件照会先】
一般社団法人全国銀行協会 事務・決済システム部
Tel.03-6262-6679