「全銀協TIBOR」とは

一般社団法人全銀協TIBOR運営機関が公表する全銀協TIBOR(タイボー:Tokyo InterBank Offered Rate)は、短期金融市場での取引の実勢を反映した金利です。

日本の短期金融市場の整備・活性化に役立つ指標を発信

金融機関が事業会社への貸出を行う際などに、全銀協TIBORは指標として広く利用されており、日本の短期金融市場の活性化に役立っています。

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日本の短期金融市場を活性化する存在

銀行は、資産運用者(投資者)と調達者、資金仲介者として重要な役割を果たしています。一般に1年以内の資金取引を行う市場を短期金融市場と呼びます。

「一般社団法人全銀協TIBOR運営機関」が公表する全銀協TIBOR(タイボー)は、短期金融市場での取引の実勢を反映した金利のことです。TIBORは、Tokyo InterBank Offered Rateの頭文字を並べてできた言葉であり、日本円TIBORとユーロ円TIBORの2種類があります。一般にオフショア市場で取引されている日本円のことをユーロ円といます。

全銀協TIBOR運営機関の設立

全銀協TIBORは、一般社団法人全国銀行協会において、平成7年11月以降、無担保コール市場の実勢を反映した「日本円TIBOR」を、平成10年3月以降、本邦オフショア市場の実勢を反映した「ユーロ円TIBOR」の算出・公表を行っておりましたが、平成26年4月1日に、一般社団法人全銀協TIBOR運営機関を設立したことに伴い、同日公表分から、同運営機関において、それらの算出・公表を行っております。

当該公表主体の変更に際して、全銀協TIBORの定義や算出方法自体の変更は行っておりませんので、公表主体の変更の前後で、全銀協TIBORの実質的同一性は保たれています。 本件に関しましては、全銀協TIBOR運営機関のHPに掲載するQ&Aもご覧ください。

全銀協TIBOR運営機関の設立経緯については、平成25年12月27日に公表しました「全銀協TIBORの運営見直しに関する報告書」をご参照ください。

また、全銀協TIBORにつきましては、一般社団法人全銀協TIBOR運営機関ホームページ をご覧ください。