解説記事 国内

2016年4月25日

常陽銀行および足利ホールディングス、株式交換による経営統合に関して最終合意

 常陽銀行(本店:茨城県水戸市)と足利ホールディングス(本社:栃木県宇都宮市)(以下「両社」という。)は、4月25日、両社の株主総会および関係当局の認可等を得られることを前提として、10月1日に、株式交換により、足利ホールディングスを株式交換完全親会社、常陽銀行を株式交換完全子会社とする経営統合を行うことを決議し、株式交換契約書を締結したこと、ならびに両社および足利銀行との間で経営統合契約書を締結したことを公表した。
 公表資料によると、新たに誕生する新金融グループは、常陽銀行と足利銀行が長年にわたり築いてきた顧客とのリレーション、地域への深い理解を維持・深化させながら、経営統合により形成される広域ネットワーク等を活かし、総合金融サービスの進化と業務効率化を実現するとしている。また、これにより、地域のリーディングバンク同士の融合でしかなしえない、より利便性が高く、質の高い総合金融サービスを提供する等としている。
 なお、株式交換完全子会社となる常陽銀行の株式は9月28日付で上場廃止を予定している。また、足利ホールディングスは経営統合に伴い10月1日付で「めぶきフィナンシャルグループ」に商号変更を予定している。
(関係資料はwww.joyobank.co.jp、www.ashikaga-hd.co.jpから入手可能)