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2017年12月15日

金融庁、「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」(案)に係る意見募集を開始

金融庁は、12月15日、「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」(案)(以下「方針案」という。)を公表し、2018年2月14日を期限としてパブリックコメントに付した。  方針案は、3月17日に公表された金融モニタリング有識者会議報告書「検査・監督改革の方向と課題」を踏まえ、新しい検査・監督を実現するために基本的な考え方と進め方を整理したものとされている。  方針案には、今後の検査・監督に関する方針の示し方として、検査・監督基本方針の策定のほか、平成30年度終了後(平成31年4月1日以降)を目途とした検査マニュアル(別表を含む)の廃止、監督指針の継続(ただし過度に詳細なルール等は見直し)、分野別のより具体的な「考え方と進め方」の提示(まだ確立しておらず、熟度の低い考え方・進め方については、ディスカッション・ペーパーとして提示)などが掲げられている。  なお、分野別のより具体的な「考え方と進め方」については、方針案と同時に公表された概要資料において、「特に、資産分類・償却・引当については、関係者や有識者からなる勉強会を開催し、来年夏を目途に考え方を示していく」とされている。 (関係資料はwww.fsa.go.jpから入手可能)