10月17日、金融審議会(会長:岩原紳作 早稲田大学大学院法務研究科教授)の第40回総会・第28回金融分科会合同会合が開催された。
まず、「諮問事項に対する報告」として、「ディスクロージャーワーキング・グループ」において取りまとめられた報告書について、同グループの神田座長(学習院大学大学院法務研究科教授)から以下1・3を中心に説明を聴取した後、報告書を金融審議会として了承した。
- 「財務情報」および「記述情報(非財務情報)」
- 建設的な対話の促進に向けたガバナンス情報の提供
- 提供情報の信頼性・適時性の確保
次いで、金融庁から、以下の1・3について説明を聴取した。
- 「金融制度スタディ・グループ」の「中間整理」および審議状況
- 「市場ワーキング・グループ」の審議状況
- 金融行政のこれまでの実践と今後の方針
なお、「金融制度スタディ・グループ」は「中間整理」を踏まえて議論を進めるため9月25日に、「市場ワーキング・グループ」は「高齢社会における金融サービスのあり方」など「国民の安定的な資産形成」を中心にさらに議論を深めるため9月21日に、それぞれ再開されている。
(関係資料はwww.fsa.go.jpから入手可能)