これからのライフイベントにどう備えればいい?
ライフイベントは人それぞれです。これから出産を迎える若い夫婦もいれば、定年を迎える円熟の夫婦もいます。あなたの年代やライフステージ(生活の状況)に応じた資金計画をたてましょう。
あなたは年代別の資金計画を立てていますか?例えば大学卒業して独立、結婚、出産、子育て、マイホーム購入という具合に様々な場面でお金が必要になります。年代別に今後やってくるライフイベントにそなえておきましょう。
ライフイベントは人それぞれです。これから出産を迎える若い夫婦もいれば、定年を迎える円熟の夫婦もいます。あなたの年代やライフステージ(生活の状況)に応じた資金計画をたてましょう。
個々のライフイベントはもちろん重要ですが、将来の生活、特に老後を考えて計画を立てましょう。「これぐらいあれば」ではなく、費用を試算し、そのための貯蓄は実行可能かなど、きちんと情報を入手したうえで考えましょう。
できるだけ将来の計画は具体的に見極めていくことが重要ですが、その前提となる税制や社会保障などの制度はその時々で変化し、先のことは不確定です。そこで「子育て」、「定年」など決定しているイベントを主眼に置いて計画を練ります。例えば家計の貯蓄計画もそのひとつ。ファイナンシャルプランナーのアドバイスを元にどう資金計画を立てればよいのか、年代別に確認していきましょう。
まずはある程度の目標として、定期性預金で貯蓄の基礎を築くことが大切です。給与の4ヵ月分以上の定期性預金が貯まったら、比較的リスクの小さな金融商品にチャレンジしてもよいでしょう。
30代で結婚、出産というケースも多く、マイホームの購入など大きなイベントも控えており、大きな出費が控える時期でもあります。
子供が中学、高校と進学する時期です。また40代後半を迎えると、子供が大学に進学するケースもあり、教育資金はピークを迎えます。子供が複数いれば、さらに負担増になります。どのような出費があるか不明瞭なだけに投資商品に振り向けすぎないことが重要です。
現役世代でありながら、そろそろ老後の生活が見え始める時期です。自宅住まいか、老人ホームかなど、その人のライフプランで必要なお金の額も見えてきます。老後資金を見据えた資産作りができる最後の年代です。
貯蓄と退職金をあわせるとそれなりの額になります。しかしなにもしなければ、目減りしていくだけ。豊かな老後を迎えるためにも、投資を始めるよい時期かもしれません。しかし日常の生活資金として必要なお金は投資に回すことをおすすめできません。
年金や貯蓄などを確認し、生活費の見直しをしてみて、運用に回せるお金ができたら、まずは指針を練りましょう。リスクはとらず、安定貯蓄型のタイプを選ぶのがいいでしょう