全銀協は、銀行界全体のCSR活動の推進役としての機能を担っています。例えば、環境問題に関する行動計画の策定やバリアフリーの取組み、女性活躍・男女共同参画に関する取組みなどを通じて、銀行界全体のCSR活動を推進しています。
CSR活動の推進
ユニバーサルデザイン・バリアフリー推進活動
銀行は、あらゆるお客さまが来店しやすく、利用しやすい銀行を目指して工夫を凝らしています。全銀協は、各行の「障がい者向け相談窓口」をウェブサイトで一覧にして公開するなど、銀行の活動を支援しています。また、耳の不自由な方などが、銀行店頭で希望される取引や手続を円滑に伝えるための「コミュニケーション支援用絵記号デザイン」やバリアフリーに関する銀行職員の理解促進のための「銀行におけるバリアフリーハンドブック」を作成しています。
そのほか、高齢化の進展とともに重要課題となっている認知症の方への対応について、銀行職員が認知症に対する正しい知識と適切な対応の仕方を身につけるための「認知症サポーター養成講座」などを実施しています。
女性活躍・男女共同参画に関する取組み
銀行界においては、全ての従業員がパフォーマンスを最大限発揮できるよう女性の活躍推進を含む様々な施策・取組みを進めており、全銀協が毎年作成する「全銀協SDGsレポート」において会員の取組みの一部を紹介しています。このほか、全銀協は、男女間賃金格差の解消に向けて、銀行界のアクションプランを策定し、会員の取組みを支援しています。