Q. 家計管理を始めたいけど、どうすればいい?

<私、悩んでいます>

「今年結婚しました。3年以内には子どもも欲しいし、いずれは住宅も購入したいと考えています。そのためには貯蓄がないと始まりませんが、悲しいことに私も夫もお金を計画的に貯めるのが大の苦手で、家計簿も付けたことがありません。そこでまずは家計管理をしたいと思うのですが、そのポイントを教えてください(23歳/女性)」

ファイナンシャル・プランナーからのアドバイス

  • まずは家計簿を付け、収支や貯蓄の動きを把握しよう
  • 貯蓄目標額から、毎月の貯蓄額を割り出す。それをもとに家計管理を行う。
  • 状況によって貯蓄ペースを変えることも大切
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やりやすい形がベストの家計簿

家計管理とは、決まった収入から日々の生活をやりくりし、今後のさまざまなライフプランの資金や不測の事態への備えを準備するものです。そのためには、まず収支の把握が重要になります。毎月の食費や電気代にどの程度支出しているか、またこのペースで貯蓄すると3年後に貯蓄はどのくらいになるのか。そういう動きを把握することで、有効なマネープランが立てられるのです。

収支を把握するには、家計簿を付けることをおすすめします。家計簿と聞くと、つい構えてしまう人もいるでしょうが、付け方に決まったルールはありません。継続して付けることが重要ですから、自分のやりやすい形でトライしてみてください。
ポイントは、収入と支出と貯蓄の動きがわかること。そして、最初から支出費目を細かくしないことです。スタート時は家賃(住宅ローン)、食費、水道光熱費、通信費、教育費、雑費などで構いません。その後、必要に応じて細分化していけばいいのです。
また、スマホに慣れているなら、無料の家計簿アプリも年々進化していますので、そちらを利用すればいいでしょう。

家計の予算がライフプランの実現につながる

家計簿と同時にすべきことは、貯蓄目標を立てることです。「子どもの教育費として300万円」とか「住宅購入の頭金として500万円」といった具体的な目標を設定し、必要な時期から逆算して、毎月もしくは年間いくら貯める必要があるかを割り出します。そして、そのためには毎月の支出はどの程度にすべきか。 それがいわば、家計の予算です。

予算内に家計を収めるにはときに節約、見直しが必要になる場合もあるはず。しかし、それでも実現しない ようであれば、無理せず目標額等を変更します。また、家計状況は時期によって変化します。共働きであれば、妻の収入分は全額貯蓄できるかもしれません。逆に、出産で妻が仕事を辞めてしまい、貯蓄そのものが難しいという時期もあるはず。状況に応じて柔軟に対処していきましょう。
貯蓄商品としては、給与天引きの財形貯蓄や、給与振込み口座からの積立定期預金を利用すると、確実に貯められ、便利です。