リスクに対する自分の許容度を知る、そのこともまた、結果として資産形成におけるリスク回避につながります。
どの程度までリスクを取ることができるかは、自分自身やその世帯の資産状況や家族構成、年齢、ライフプランなどによって異なります。子どもがまだ小さく、今後教育費がかかってくるというケースでは、なかなかリスクは取れません。教育資金は必要となる時期がおよそ決まっていますが、必要な時期に保有する投資商品の評価価格が低下している可能性があるからです。
一方、老後資金への備えには、必要な時期が比較的先のため、長期運用が可能となります。必要な資金でありますが、その主な目的はゆとりのある老後生活を目指すというもの。その意味でも、教育資金と比較すれば一般にリスク許容度は高いと言えるでしょう。
また、リスク許容度には気持ちの部分もあります。投資によって損をしてしまうのではないかと心配で仕方がない。投資は怖いというイメージがどうしてもある。そういう人が無理に投資をすれば、それが大きなストレスになりかねません。少なくとも、投資に関心を持てる、あるいはその必要性を十分理解するまでは、元本保証の貯蓄商品による資産づくりが望ましいでしょう。