銀行カードローンをご利用の際の心構え

銀行カードローンは、使いみちが自由なローンで、事前に決められた範囲で、何回でも借りることができます。お金が急に必要になったときでも、お近くのATMなどで利用できます。便利である一方、住宅ローンや教育ローンなどの使いみちが限定されたローンに比べて、高めの金利が設定されることが一般的です。その便利さからつい借りすぎてしまって、返済に困ることがないよう、「無理のない借り入れ」のための心構えが重要になります。

銀行カードローンの利用で絶対避けたいこと

銀行カードローンを利用して得たお金は借金であり、自ら計画を立てて、返済する必要があります 。「つい借りすぎてしまう」、「無計画に借り入れる」 、「無理な返済計画を立ててしまう」といったことがないよう、しっかりと計画を立てることが重要です 。また、その返済のためにさらに「借りてしまう」といったことは、多重債務におちいるきっかけになるため、絶対に避けたいところです。

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返済計画が何より重要

銀行カードローンの利用に当たっては、借入を申し込む前に自分の収入をふまえ、家計からどう返済していくのかを十分検討する必要があります。     

具体的には、毎月の収支から、自分の借入可能額を判断します。毎月の生活費と返済額のバランスを意識し、過剰に借りすぎていないか注意する必要があるほか、今後、大きな支出が予定されていないかの確認も大切です。

また、返済計画を立てるうえで、利用する銀行カードローンの金利や契約内容、借入条件を事前に十分に確認することが大切です。

最終的に「何とかなる」といった考えでの借入は避けましょう。

もしも多重債務に陥ったら

多数の業者からお金を借り、返済が困難になっている方を「多重債務者」といいます。そして、多重債務者となり、返済がどうしてもできなくなったら、何らかのかたちで債務を整理する必要があります。とくに、銀行カードローンのほかに、違法な「ヤミ金融業者」からの借入がある場合、弁護士などの専門家に速やかに相談することが大切です 。

もしも病気やリストラなどで返済が困難な状況になりそうな時は、早めに借りている金融機関や行政、専門機関などに相談するようにしましょう。

東京の「全国銀行協会相談室」と大阪の「大阪銀行協会銀行とりひき相談所」においては、住宅ローンやカードローンの返済の悩みに関して無料で相談できる「カウンセリングサービス」を行っています。

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