経理業務において、より重要性が高く、かつ労力を要するのが、受取企業が入金に合わせて売掛金等の債権を確認していく「消込作業」。大量の振込に対して、それを受け取った企業では「売掛金と入金額が合わない」「どの取引の入金かわからない」などのトラブルが発生しやすいからです。また、支払企業でも振込先(受取企業)からの問合せへの対応に追われ、通常業務に負担が生じます。
そういった問題を解決するのがZEDIです。振込に際して、商品名や支払通知番号、支払通知発行日、請求書番号など多くの情報(商流EDI)の添付が可能となり、消込作業や問合せ対応から解放されますので、経理業務の効率化、負担軽減につながることが期待されます。実際に、中小企業庁による実証実験(※)では、経理業務に費やす時間を6割近く削減できたという効果も確認されています。
(※)平成29年度「中小企業・小規模事業者決済情報管理支援事業」で行われた実証実験