50代で住宅ローンを組むとなれば、どうしても返済期間を長くは取れませんが、これだけ超低金利になると、それをカバーできるケースも確かにあるでしょう。しかし、安易な購入プランは禁物と言わざるを得ません。
考えられるリスクは2つあります。ひとつは、思いのほか老後の生活費がかかり、ローンの支払いが大きな負担となる場合。結果、手持ち資金を大きく目減りさせてしまうからです。
もうひとつは、頭金や繰り上げ返済の資金を捻出するために貯蓄や退職金を充てることで、老後資金そのものが不足してしまうリスクです。住宅購入から老後まで間がないため、再度資金を準備する時間はほとんどありません。
対処法としては、できるだけ返済期間を短くして、かつ返済可能額で借入額を決定すること。さらに、住宅資金は必要な老後資金を確保した上で捻出することです。具体的にどう考えていくべきか、ご相談者の例を参考に考えてみましょう。