振り込め詐欺

手口のポイント

  • 息子や孫を装った電話で、お金を要求する。
  • 複数名の犯人が上司や同僚などを名乗り、現実に起こっていることと信じこませる。

詐欺電話の決まり文句

  • 携帯電話の番号が変わった
  • 小切手が入ったカバンを置き忘れた。
  • 代わりの者がお金を取りに行く。

対策のポイント

  • 必ず息子さん・お孫さん本人や家族に事実を確認する
  • 金融機関のアドバイスに耳を傾ける
  • 知らない人に現金を渡さない
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手口の例

実在の息子や孫の名前など身内を騙り、「小切手等が入った鞄を(電車などに)置き忘れた」 「会社の金を横領してしまった」 「借金の返済が必要」などと言って、「今は立て込んでいるから、同僚(または部下や友人=受け子)がお金を取りに行くので、渡してほしい」と言ってきます。また、息子や孫を騙る者のほか、その上司や同僚などを名乗る者など、複数名が代わる代わる電話口に出てきます。

次のような巧妙化された手口も多く見られます。 

  • 犯人側は名簿などを入手して、あらかじめ名前、住所、職業や生年月日等を知っている可能性が高い。
  • あらかじめ「携帯電話の番号が変わった」などと電話してきて、周到に準備している(電話番号を事前に登録させることで、次回かけたときに息子や孫からの電話だと信用させる)。
  • 「今日中にお金が必要」、「急いで銀行へ行ってほしい」、などと言って慌てさせる(緊張感や時間的切迫感等のストレスから冷静さを失う)。

事例

認知件数と被害総額

期間件数金額
平成23年4,656件107億502万円
平成24年3,634件111億9,990万円
平成25年5,396件171億3,275万円
平成26年5,557件174億9,028万円
平成27年5,828件175億904万円

警察庁『特殊詐欺の認知・検挙状況等について(平成27年確定値)』より

犯罪の防止策

必ず息子さん・お孫さん本人や家族に事実を確認する

  • 電話で突然現金の用意を要求されたら、一度電話を切って、必ず当事者本人や家族など、身内の方の元の電話番号に連絡し、事実を確認して下さい。
  • 警察官が示談の仲介をしたり、弁護士が電話のみで金銭を要求したりすることはありません。怪しいと思ったら、相手の名前や勤め先の住所を聞き、一度電話を切ります。電話の番号案内などで警察署や法律事務所の電話番号を調べ、実際にそのような人物がいるかどうか確認してください。
  • 家族の合言葉を決めておくこともひとつの方法です。

金融機関のアドバイスに耳を傾ける

  • 高額・高齢のお客さまの取引などの場合、金融機関ではお声掛けさせていただくことがあります。
  • 「自分は詐欺にあわない」と信じこまず、金融機関職員のアドバイスに耳を傾けてください。

知らない人に現金を渡さない

  • 当事者本人や家族など、身内の方に事実を確認し、確認できない場合は、現金を渡さないようにしましょう。
  • この手口では、代理人と称して知らない人が現金を取りに来ます。知らない人には大金を、絶対に渡さないでください。

犯罪に遭ってしまった場合の連絡先

あやしいと感じたら…

被害に遭ってしまったら…

家族で防ごう!金融犯罪(振り込め詐欺編)

山本さん宅に、息子を装った犯人から「商談用の小切手が入ったバッグを電車に忘れてし­まったので、お金を貸して欲しい」という一本の電話。息子の緊急事態にパニックになった母親は、銀行で預金をおろしてお金を用意してしまい­ます。